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聖なるタトゥー

夫の友人が手の甲にタトゥーをしてきた。文字のような、何か曼陀羅を思わせるような神秘的な模様だ。場所が場所だけに「痛そうだねぇ」というと、「痛いぜ。でもお守りだから」とニヤリ。まぁ、コワモテの中年おじさんなので、まさかファッションで彫ったとは思わないけど、お守りの意味が込められていたんだね。

こちらではポイント的なタトゥーをわりとみかける。日本みたいにガッツリ彫ったのはあまりなくて、呪文のような護符のようなスピリチュアル系が多いようだ。トラなどの動物を組み合わせている場合もあるが、和彫りのような「カラーの濃淡」は稀で、どれも紺一色、なんとなくにじんでみえる。そのにじみ具合がまた神秘的にみえたりする。

こういう痛いものとは無縁の我が夫だが、よくよく問いただすと、実は高校生の時に背中一面にタトゥーを入れたという。「えーっ!影も形もないじゃん!!」と驚くと、「透明のを入れたから」と。そんなのただ痛いだけ、何の意味があるのかと聞くと、やっぱりお守り、魔除けの意味があるとのこと。なんでもお寺で、聖なるお坊さんに、聖なる針と聖なる油を使って、パワーを込めて彫ってもらったらしい。タイのお坊さんは彫師も兼ねていたのだ。

仲間内5人くらいで入れたらしいが、中には色付きのタトゥーにした友人もいたそう。でも夫は、「タトゥーがあると公務員になれない」ときいて、無色透明にしたという。結局、一度も公務員にはなってないけどな。
そして、みんなでわざわざ痛い思いをしにいった理由だが、ずばり「ケンカに勝つため」。街でライバル校の生徒に不意打ちくらっても、「聖なるタトゥー」が守ってくれるというわけだ。タトゥーに頼る時点で負けだと思うがな。

ちなみに、今では彫師を兼ねたお坊さんは激減しているとのこと。私は入れるつもりはないけど、何となく寂しく感じる。

占い師はギャンブラー

近所の家に遊びに行ったら、ちょうど10年来の知り合いが遊びに来ていた。元ホテルマンで、今はパタヤで「占い師」をしている男だ。

この人のいい加減ぶりは熟知しているので、「何が占い師だよ…」と呆れたが、これでなかなか繁盛しているようだ。専門はタロット占いで、私が行った時も「予約があって、これからお客さんが来る」とのことだった。

パタヤでは繁華街に店を構え、毎日20人以上のお客さんが来るという。ロシア人や中国人のお客さんが多いそうだ。この人、なんでもお父さんが「特殊能力」をもっているとのこと。そんな縁でタロット占いを習得したという。

へぇ、なんだか神秘的なことしてるんだねぇ、と感心していると、「実は不思議な仏像を持ってきているんだけど、願掛けしてみない?」というではないか。願い事をすると、それが叶うかどうか仏像が教えてくれるらしい。「これが当たるんだよー」と怖いことをいう。そんなの真剣に願掛けして「拒否!」なんて出たらサイアク。なので、興味はあったけどお断りした。

しかしこの人、例により自分のことは丸っきり占えないようだ。なんでも数年前にヨーロッパ某国のカジノホテルに出稼ぎに行ったものの、大借金をつくって帰ってきたという。「スタッフで唯一のタイ人だったんだよー」と得意になっていたが、そこは自慢するところなのか?ギャンブルだけは、タロットも仏像も神通力も通用しないのだよ、きっと。

カジノにはてっきり懲りたと思いきや、「新宿にはカジノがあるんでしょ?」と目をキラキラさせている。ダメだこりゃ。

結婚10年タイ化も進む

年に一度、入国管理局へ滞在ビザの更新に行く。
その度にパスポート、婚姻届、夫のIDカードなどのコピーをいくつも
用意しなければならずうんざりなのだが、最近ではさらに
「ふたりで撮った写真」も添付しなければならなくなった。

イベントの少ない我が家にそんなものあったか・・・? 
と思いながらアルバムをあさっていると、懐かしい結婚式の写真が出てきた
。あれからもう10年。いくらのんびり暮らしてみても、当然ながら時は早く過ぎる。

写真の中の私たちは今よりほっそりしていて、披露宴の準備や何やらで
疲労もピークだったはずなのに、どれもなかなかの笑顔だ。
日本でOLを辞めたばかりの私は、まだ「タイ式」をよく理解していなくて、
なんでも完璧に段取りしようと燃えたっけ。

そのせいか、お式の2日目前に倒れて深夜に病院へかかったっけな… 
写真を眺めながら、当時の思いっきり空回りした自分などを思い出して
懐かしくなった。

大方の予想を裏切って(?)とうとう結婚10周年を迎えた私たち。
当時は10年後にどうしているかなんて想像もつかなかった。
思えば最初の2年くらいは本当にケンカが絶えなかったが、
一応その度に折り合いをつけて今でも夫婦を続けている。

この先10年後も想像がつかないけど、きっと文句をいいつつ
滞在ビザの更新をしてるのかと思う。
「夫婦ツーショットの写真なんてないよっ」と大騒ぎして、
また古い結婚式のアルバムにたどりついたりしてね。

結局、今年のビサの更新には結婚式のスナップ写真を添付した。
10年前のものでもすんなり受理されたというから、
入国管理局も相当寛大だ。焼き増しがたくさんあるので、
「しばらくは、これを提出してもいいかな」と思うのは、
私もすっかりタイ化した証拠だろうか。

テーマ : タイ・プーケット
ジャンル : 海外情報

夢見る人々

タイに住んでいると、実に多くのタイ人から「日本に行きたい」といわれる。普通に「富士山を見てみたい」とか「原宿に行ってみたい」とかいう人も多いが、日本のテレビ番組の影響か、最近では「ラーメンが食べたい」とか「温泉に入りたい」とかいう人も増えてきた。そしてやっぱり、「日本で働きたい」という声も多い。

日本でOLを10年やってきた私が、「けっこうキツイよー、南国とは勝手が違うから」と脅しても、「みんな日本へ行くと、あっという間に借金を返済して、3年くらいでこっちに家を建てちゃう」と目をキラキラさせる。こんな人には、いくら「そんな時代は終わったと思う」といってもムダだ。大げさに語り継がれるジャパン・ドリームを信じちゃってるのである。

知人の手品師は、「新宿のカラオケバーをまわれば、1晩で20万円以上のチップが入る」といい切る。なんでも日本の「シャチョーさん」は、1度に1万円のチップをくれるのが当たり前だそうな。もしかしたら不夜城・新宿にはそんな世界もあるのかもしれないが、こてこてタイ・クオリティーのマジックが通用するのかは疑わしい。

別の知人は、かつて関東の地方都市で不法滞在をしていたところをみつかり、タイに強制送還された経験を持つ。冬は雪が積もるような土地で5年間も働いていたのだが、「雪サイコー、日本もサイコー!絶対にまた行く」と言い切る。

3ヶ月暮らした日本の拘置所も素晴らしかったという。清潔で、食事も充実、職員も親切だったそうだ。こっちじゃ足に鎖をつけられることもあるからなぁ。同室の日本人男性とも気が合い、「○○さんが先に出た時はお互い別れを惜しんだ」と懐かしむ。

滞在中は肝心な稼ぎのほうもよかったらしく、「今度は弟の旅券を使って…」などといけない計画を立てていた。その後は気が変わったらしく、今ではプーケットタウンのバービアでマネージャーをしている。
私は彼らが「行きたい!」と切望する日本から流れてきた。

プーケットには、ほかにも「世界で最も暮らしやすい国」や「世界で最も美しい国」といわれるところから移住してくる人が多い。それぞれ何かを夢見て母国を離れたのだろうか。「自分はどうだったけ?」と考えるが、なんだか毎日が暑くてよく思い出せない。そんな私も、とうとう在島10年目を迎えた。こうしてゆるゆると毎日を過ごすのが、あの頃思い描いていた「夢」だったのかもしれない。

スキルばっちり!街の裁縫屋さん

バーゲンでワイシャツを買い込んだ夫が「エリにボタンつけてよ」といってきた。
ボタンダウンにしてくれという意味だ。ズボンの裾あげも満足にできない私が、
エリの端っこであんなちまちました作業をできるわけがない。ミシンだってないし。

すると、諦めた夫が「近所の裁縫屋に頼んでみる」という。集合住宅の駐車場に
ミシンを置いて、おじさんが受け付けからお直しまでこなしている小さな店だ。
時々ズボンの裾上げなどをお願いしている。

でも、ボタンダウンなんて今まで頼んだことないし手間だってかかりそう。
受け付けてもらえるのか心配していたら、ほかに頼んだ裾上げとともに
あっという間に仕上がってきた。軒下の店でこのスキルの高さ!夫も満足げだ。

でも、洗濯の時にまじまじとみたら、ボタンダウンなのにボタンが大きい。
なんと、前ボタンと同じサイズのものがくっついていた。従ってボタンホールもでかでか。
市販のものと比較すると笑っちゃうくらい大きいのだが、当人はまったく気にしていない。

これでお直し料金は30バーツだという。ちなみにズボンの裾あげのほうは40バーツ。
私は在島10年になるが、これはほとんど値上がりしていないのではないだろうか。
そういえば、以前はよくプーケットタウンで気に入った生地を買って、
仕立て屋さんで服を縫ってもらったものだ。
見本を持参して「これと同じデザインで」と頼んだり、「ここはもう少し短めに」など
細かいリクエストをしたり。生地も縫い賃も安いので、色違いでいくつも仕立てたりした。
最近では市販の衣類のほうが種類も豊富で安いので、
お仕立てのことなどすっかり忘れていた。
街で気に入った生地でも探して、たまにはお仕立て頼んでみるかな。

テーマ : タイ・プーケット
ジャンル : 海外情報

プロフィール

pukeyome

Author:pukeyome
ぷけ嫁
結婚のため2000年末から定住。翌年からネットで「ぷーけっと嫁 入り日記」開始。犬猫に囲まれた南国インドアライフを満喫中。このブログはプーケット無料日本語ガイド・プーケットウォークに連載中の特別バージョンです。

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