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安全二の次?南国の建築現場

斜め前の邸宅で大がかりな改築が始まった。築15年だが、その半分くらいは空き家
となっていたため傷みも激しかったようだ。外壁などもシミだらけだったが、デザインが
古き良きプーケットらしい中国ポルトガル様式のためか、ペンキを塗り替えただけで
大変身、グンと見栄えがよくなった。

この2週間ほどは、広い庭にショベルカーが2台も入り、すべての木を引っこ抜いて
いった。私のパソコンルームが邸宅に面しているため、ついぼんやりと眺めてしまうの
だが、こちらの建築現場の様子にはいつも驚かされる。

まず、作業員のヘルメット着用率はゼロ。よくみていると、作業員がタバコをふかす
1メートル先で、ショベルカーが首をふっている。そもそも、なんだか知らないけど
ショベルカーの周りにはいつも8人くらいの作業員がたむろしているから不思議だ。

一度など、首の根元のところに作業員がひとり、ゴロンと横になっていて驚愕した。
しかし、こっちのショベルカー・オペレーターもなかなか優秀のようで、実に器用に
植木を根元から持ち上げたり、大きな岩を移動させたりしている。
もちろん、周りでうろつく作業員たちを避けながら。

このあたりのスキルは、先進国だとなかなか身に付かないのではないだろうか。
次に、作業員が「ゴムぞうり姿」というのも違和感だ。みんなランニングに短パン、
時には裸足で果敢に電気ドリルを操っていたりする。作業が屋外になる場合は、
これに麦わら帽子が加わることも。

こうしてみると、建築現場で注意すべき点は事故によるけがなどではなく、
あくまでも「暑さ」なんだな、と思う。
このように実にゆるゆるとした現場だが、先日は作業員1人が松葉杖をついていた。
仕事中に負傷したのかもしれない。あれじゃ大けがしたって不思議じゃないもんな。
邸宅のオウナーが知人ということもあり、最初のころはよく室内をみにいったりも
したのだが、建機が出入りするようになってからは控えている。
ここじゃすべてが自己責任。
ぼーっとしつつもツボだけは抑えとくのが、南国で平和に暮らすコツではないだろうか。
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気にしたら負けですか?

タイル張りやドアノブの付け替えなど、普通の主婦には必要のないスキルを無駄に上げて
いる私だが、ここにきて「便器の設置」にも詳しくなってしまった。

バスルームの悪臭には、5年前の入居時から気づいていた。施工主にもうったえたのだが、
「原因が見つからない」といわれ、常ににおうわけでもないしいいか… と放置していたのだ。
しかし、ここにきて臭気がひどくなったため、徹底的に原因を追究することにした。

しかし、これが実に難儀した。夫がつぎつぎと“その道のスペシャリスト”なる人物を
連れてくるも、誰もにおいの元をみつけられない。“スペシャリスト”が排水口をガムテープで
塞ぐ実験をしたり、まったく関係ない排水管を掃除し始めた時点で、私はやっと
「誰も頼れない」という事実に気づいた。

独自の調査の結果、「便器が原因」という説に行き着いた。なんでも、内部に取り付た
部品のねじが緩んだだけで外に臭気が漏れるという。「これだ!」と思いメーカーに
問い合わせると、実物を確認もせずに「足りない部品はこれでしょう」と言うではないか。
1000円ちょっとの部品ひとつで悪臭がおさまるとは思えないが、結局原因はそれだった。

なんと、驚くことに問題の便器には、その部品が丸っきり使用されていなかった。
驚愕する私に、メーカー技術者は「よくあることです。取り付けが面倒だから」とひと言。
どうりで実物を見もせず原因を言い当てるわけだ。

部品の取り付けは、便器を取り外したり、周囲のタイルを張り替えたりと大掛かり。
肝心な部品が正しく設置されるよう、夫も仕事を休んで見張りについた。
その甲斐あってバスルームの悪臭は完全に消えた。

こちらの家は、すぐに雨漏りや水漏れがして完全に直らないことが多い。どうも水周りに弱い。
修理のスペシャリストが育たないのは、みんなが「小さなことは気にしない」からのようだ。
我が夫だって、私がいちいち騒ぎ立てるたびに「気にしすぎだ」と言い放つ。

確かに暑い国にいると、「こんなこと気にしたら負け」という気もする。
在タイ11年、「タイ式悟りの境地」に達するには、まだまだ時間がかかりそうだ。

高2男子が来た!

タイの長い長い夏休みも終わりというころ、バンコク在住の甥が急にひとりでプーケットに
来ることになった。例により、当日のそれも到着数時間前の知らせ。夫の姉は、こちらに
準備などで気を使わせないためか、単に急に決めたからなのか、いつも我が家に来る際の
通知が極端に遅い。結果的にこちらは超特急で寝具などを整えなければならず、非常に焦る。

さて、今回は初の甥っ子ひとり旅だ。3、4年ぶりに空港で再会した甥は、いつの間にか
見上げるほど背が伸び、声もすっかり大人になっていた。でも、「会いたかったよ~」
と笑った顔は私が知っている人懐っこい子供のままで、妙に安心した。

大人とケモノしかいない我が家で、いったいどのように高2男子を迎え入れたらいいのか
悩んだが、当人は久々に大好きな叔父(我が夫)に会えただけで嬉しそう。子供ってなぜか、
親戚の中でも“ダメ大人”に惹かれるもんな。

そんな甥っ子、10年前は私のコントローラーを奪い取ってゲームをしたがったものだが、
今では「あんまりやらない」という。それではアニメの話題で盛り上がろうと思ったが、
「最近みない」という冷めっぷり。

ちなみにマンガは読んでいて、お気に入りは“ジャ○プ”で長期連載中の海賊のヤツだという。
ああ、“ジャ○プ”なら私は宇宙人に乗っ取られたお江戸の話が好きでさー、
とはしゃいだら「知らない」とクールな反応。

なんでも、このノリの悪い高2男子が最近はまっているのは“チャット”だそうだ。
そういえば、チロリーンと音がなると速攻でブラックベリーをいじりだす。
いったい何をチャットするのかと尋ねると「なんでも」という。

この最新スマートフォンの中には、ものすごい量の写真も入っていた。サイアムスクエアで
買い物をする友だち、カオサン通りでのソンクラーン、夏休みに両親と訪れたホアヒン…
1時間も長電話をしたお相手(女子)の写真もあった。

今回の旅で、ゴーカートや射撃、オールドタウンにプロンテープ岬の写真も新たに加わった。
大好きな叔父との秘密の話は、新たな思い出に加わったようだ。
思えばけっこう放置もしてしまったが、気が向いたらまた南の島の私たちを訪ねてほしい。
今どきの高2男子の運んでくる風は、新鮮だけど少し懐かしくて、なんだか胸がキュンとした。
たまにはこういうのも悪くない。

テーマ : タイ・プーケット
ジャンル : 海外情報

 一期一会・オタク編

私が日本人ということで、親日家や日本ツウの人を紹介されることがある。
もっとも多いのは、「日本語を勉強しているので、実際に日本人と話してみたい」
というパターンだ。ときどき中学生などの現役学生さんも遊びに来て、
「教科書で勉強するだけで、こんなに話せるものなのか」と感心させられる。

先日は、めずらしく外国人女性が訪ねてきた。我が家の2階を借りてくれてる
ロシア人ご夫婦が、「日本が大好きで日本の文化について学びたい人がいる」というのだ。

日本の文化か… ゲイシャにキモノに、スシ、サシミ?仏教や神道かもしれないぞ、
あまり知らないけど。私みたいな世捨て人の話を
“日本代表”みたいに思われても困るんだよな… と少々構えていると、
登場したのは若くてモデルみたいなロシア美人だった。

シベリアから来たという彼女の日本語は、かなりのレベルだった。
特に発音にクセがない。ひょっとしたら日本で働いていた?と思ったが、
一度も行ったことがなく、ロシア人の先生から学んだという。
レッスンの一環として、ときどきウェブカメラで日本にいる日本人と会話するそうだ。

そんな彼女は、日本の祭りに大変興味があるという。
各地方に伝わる多種多様な祭り。
真面目な日本人がここぞとばかりにはじけるのが神秘的だという。
しかし、残念ながら私は祭りに詳しくない。
祭りから八百神の話になった流れで“宮崎駿”の話題をふってみたら、
なんとこのロシア美人は大のアニメ好きであることがわかった。
日本人クリエーターについては私より詳しいくらいだ。
おまけにゲーマー。そこからは、同氏の名作についてはもちろん、
「世界における“ハレ晴レユカイ”の浸透ぶり」や「ファイナルファンタジーの世界観」、
「ペルソナ合体の面白さ」などについて、時間を忘れて語り合った。

「今度は日本のアニメを一緒にみましょう」と瞳を輝かせていた彼女だが、
あれから間もなく、半年以上のロングステイを終えシベリアへ帰ってしまった。
出会いと別れの多い南国暮らし。
また世界の誰かと有意義な“オタクトーク”を楽しみたいものだ。

While there is life, there is hope

デパートをうろついていたら、懐かしい人に遭遇した。
小柄なれど、ご主人が立ち上げたツアー会社をひとりできりもりしている女性だ。
もうずいぶん会っていなかったが、子供たちもすっかり大きくなったという。
ビジネスのほうも順調で、「ハイシーズンは休みなし。もう忙しくてクタクタ」
と笑っていた。

幸せそうだ。6年前の津波でご主人が亡くなった時、
彼女は細い肩をふるわせて悲しみに耐えていた。
それから本格的にご主人の残した事業を引き継ぎ、しっかり守ってきたのだ。
今も相変わらずほっそりしているが、その表情はたくましい。

みんなあまりにも普通に、淡々としているので忘れてしまうが、
身近にも、あの時つらい経験をした人は多い。ヤシの木にしがみついて命拾いした人、
車から商品から流されてしまった人。うちのお向かいさんだって、
ゴールドショップの商品がたくさん行方不明になったといっていた。

この島の復興は早かった。寄付金や政府の援助が、絶望した人たちを助けた。
銀行の支援が、事業主たちを救った。親を亡くした子供たちも、
学業を続けることができた。

悲しみはいつまでも続かない。
この事実が、たとえ少しでも、
今まさにつらい思いをしている人たちの励みになればと願う。
プロフィール

pukeyome

Author:pukeyome
ぷけ嫁
結婚のため2000年末から定住。翌年からネットで「ぷーけっと嫁 入り日記」開始。犬猫に囲まれた南国インドアライフを満喫中。このブログはプーケット無料日本語ガイド・プーケットウォークに連載中の特別バージョンです。

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